し尿処理施設設備案内
受入貯留・前処理設備
受入口
バキュームカーで搬入されたし尿や浄化槽汚泥は、受入口から受入槽に入ります。
破砕機
破砕機でし尿や浄化槽汚泥に含まれる、繊維類のきょう雑物を細かくします。
細目スクリーン
細目スクリーンできょう雑物を取り除いた後、し尿や浄化槽汚泥は貯留槽に送られます。
スクリュープレス
細目スクリーンで取り除いたきょう雑物は、スクリュープレスで脱水され、クリーンセンターで処理されます。
1次・2次処理設備
第1反応槽、曝気装置
貯留槽から送られてきたし尿や浄化槽汚泥は深さ約10メートルの第1反応槽に入ります。8基の曝気装置で槽内を曝気・撹はんすることにより、微生物の働きで有機物と窒素化合物を除去します。
その後、沈殿槽で汚泥を沈殿させ、汚泥は汚泥貯留槽に送られ、薬品で凝集処理し、上澄み液は下水放流します。
汚泥処理設備
脱水機(フィルタープレス式)
汚泥貯留槽にいったん貯められた汚泥は、凝集混和槽で薬品を加えた後、脱水機で脱水され、脱水汚泥はクリーンセンターで処理されます。
脱臭設備
酸・アルカリ洗浄塔
臭いの出る設備、槽、部屋等は外にもれない構造とし、臭気は、酸・アルカリ洗浄塔で、薬液洗浄処理します。
活性炭吸着塔
活性炭吸着塔は、酸・アルカリ洗浄塔からの臭気を活性炭により吸着除去し、臭突から大気中へ放出します。